AdobeXDから、マインドマップや付箋、カスタマージャーニーマップなど多くのテンプレートやエレメントを備えたリアルタイム共同編集機能プラグインがリリースされました。
新型コロナウィルス感染症(COVID-19)にて在宅勤務を強いられたAdobeデザインチーム(International Designチーム)が会議やディスカッションを円滑に行うために開発したとのことです。
AdobeXD「Whiteboard」プラグインのインストール
XDを起動し、プラグインから「Whiteboard」を検索してクリックします。
ポップアップが表示されるので、「インストール」をクリックします。
AdobeXD「Whiteboard」プラグインを使ってみる
左サイドバーのプラグインアイコンをクリックして「Whiteboard」をクリックします。
「Whiteboard」が起動し、サイドバーに「テンプレート」「オブジェクト」「スケッチ」が表示されます。
ファイルは適当な名前をつけてクラウドドキュメントとして保存します。
ドキュメントを共有して作業する場合はチームメンバーのIDかメールアドレスを入力して「共同編集を有効にする」をクリックします。
豊富なテンプレートが揃っています。
オンライン作図ツール「CACOO」のようなイメージです。
ブレーンストーミング、デバイスモックアップ用のワイヤーフレームスケッチ、マインドマップ含めたフローチャート図などが用意されています。
ポストイットや感情アイコン、ノートブック、フローチャートのコネクターやボックスなどのオブジェクトが使えます。もちろんライブラリからオリジナルのオブジェクトを持ってくることも可能です。
マウスやペンタブ、iPadのSidecar等を利用してスケッチや注釈を書き込むことができます。
スケッチタブを押し、アートボードを選択します。
「書き始めて下さい」をクリックすると指定したアートボードがポップアップします。
書き込んだ先はベジェ曲線に変換される様子です。
リアルタイムで利用する場合はZoomやTeams、Slack等のコミュニケーションツールの補助としても活躍すると思います。