ホームページの制作、プレゼン資料、デザイン作業等、アルファベットの大文字と小文字を入れ替えたい、という事は結構あります。
プログラマーであれば、コピーしてきた短い英文を、言語による関数、変数、定数の命名ルールに従い、キャメルケース、ケバブケース、スネークケース等に変換したいときもあると思います。
そんなときに便利なAlfred(アルフレッド)の拡張機能「Change Case」を紹介します。
「Change Case」を使って大文字に変換してみる
使用例です。
大文字小文字が混在している通常の英文をコピー、大文字にしてペーストしています。
インストール方法
こちらの作者ページ(GitHub)の「Change Case.alfredworkflow」をダウンロードして、ダブルクリックするとAlfredにWorkflow(拡張機能)が追加されます。
使ってみる
変換したい文字列をコピーして、Alfredを起動します。テキストフィールドに「case」と入力すると、文字変換の候補が下に表示されます。
※文字列をコピーせず、「case」の後にスペースを置き、続けて入力しても同様です。
多彩な変換機能
lowercase(ローワーケース)→小文字に変換(aa)
UPPERSASE(アッパーケース)→大文字に変換(AA)
Title Case(タイトルケース)→単語の頭のみ大文字に変換(Aa)
CamelCase(キャメルケース)→単語の頭を大文字に変換して空白無しで接続(AaA)
kebab-case(ケバブケース)→小文字に変換して-(ハイフン)で接続(a-a)
snake_case(スネークケース)→小文字に変換して_(アンダースコア)で接続(a_a)
後半はプログラムの変数、関数名やウェブ制作時のCSSはファイル命名に良く使うと思います。
但し、プログラムで多用する「ローワーキャメルケース」→最初だけ小文字、後はキャメルケース、は今の所サポートされていない様子です。
大文字小文字変換の機会は結構多いので、手放せないツールになっています。
Alfredが無いときは
WEB上で変換してくれるサービスもあります。小文字→大文字CONVERT