アイアンマンシリーズに関しては、Ironman2の”マーク5装着シーン(下の動画)”が自分で勝手に作った
「2010年頭の中で通勤時間に何度も思い出すシーン」ベスト2位(1位は第9地区のRPG手掴みキャッチ)に輝いたこともあり、ストーリー上おかしい所も脳内補完して、概ね文句無く見ています。
(pinterestでもアメコミ関連画像集めてます)
https://www.youtube.com/watch?v=XistIBFDw-g
ただ、アイアンマン3に関して1点だけ(もう色々他におかしいのはさておき-あと、マンダリンには思い入れが無いので、ダークナイト・ライジングのベインのあれよりは、なるほど、と思えました)どうしても疑問が消えない部分があったので、海外サイトを漁りました。
主人公トニー・スタークが相棒のローディ(ローズ中佐)と共に、敵のタンカーの上で懐かしのリーサルウェポンっぽいガンアクションを繰り広げます。
その中の掛け合いで、
トニー 「弾をくれ」
ローディー 「銃によって弾は違うんだよ!」(※細かい言い回しは忘れました-マガジンだったかも知れません)
云々と言った軽い笑いのシーンがあります。
スーツの無いトニーの危うさ、(アインシュタインのエピソードのような)天才の一般常識の欠如というギャグ、激しい銃撃の中のくだらない会話、と言う意図は汲みつつも、
巨大軍需産業企業の御曹司で超天才エンジニア、そしてアイアンスーツ(特にウォーマシンなんて、通常武器の塊です)を自らの手で作り上げたトニー・スタークに、その程度の知識が無いのは違和感がありすぎです。
それなら逆に、2人共口径が同じで別の銃、という設定にして、ローディが渡した弾に関してねちねちと、
「たしかにこの弾も使えるが、このタイプのハンドガンは専用の弾じゃないと長く使った場合……」の様にマニアックな薀蓄を語り始め、
「JUST SHOOOOOT!」のような感じで必死に応戦している生真面目なローディに突っ込まれるほうがしっくりくると思います。
最初、検索でちまちまと
ironman3 tony Rhody gun ship dialog why
のような感じで調べたのですが、全くヒットせず、と言うか別件がヒットしすぎて諦めかけたのですが、さすがネイティブ(笑)、とてもしっくり来る1文で同様の疑問を呈していました。
“So why the sudden lack of gun knowledge from Tony?”
(なぜ突然トニーから銃の知識が無くなったんだ?)
まあ文法としてはTonyの後にoccurredとかhappened等の動詞が必要かも知れませんが、なるほどと思いました。
サイトはこちら。ironman3関連の疑問が語られています。
これに対して、色々と意見が出ていました。
回答者:キャプテンアメリカとかから銃の扱いのトレーニングは受けていたかもしれないけど、構造までは教えてもらっていなかったのでは?
質問者:だとしたらさらに疑問だよ。キャップでもローディでもハッピーでも良いけど、銃の扱いを教えるなら、最低限の構造の知識も教えなきゃ。それに、教えなかったとしても、あのトニー・スタークだよ?違う銃は違う弾、そんな事すぐに自分で理解すると思う。
その他の意見
・スタークは、「スタークインダストリーの銃ならフィットするのに」って言ってなかった?多分彼は、スタークインダストリーが銃の市場を独占してる(していた)と思い込んでいるんだよ
・彼は「1種類の弾が全ての銃に使える」とは言っていないよ。単純に、ローディーと自分が同じ銃を使っていると思ったのでは?
私が納得出来たのは下記の意見です。
・あれは、トニーがそれだけパニクってるってシーンじゃないかな?よく考えないままマガジンをくれって言った後、途中で間違いに気がついたんだ。でも、ローディに対してそれを認めたり謝ったりするより、くだらない要求を続ける事を選んだんだ。
これなら、トニーの性格にも合いそうなので、脳内補完はこれに決めました。
上記のサイトで他にクールな回答だと思ったのは、
質問:エクストリミス軍団の服はどうなってるんだ?(劇中、高温の爆発に曝されてもしつこく蘇るのですが、とにかく服が燃えない!)
に対し、
・ブルース・バナー博士と同じ店で買ってるんだよ
と言う返しです。ブルース・バナーは怒ると巨大化してハルクに変身するのですが、とにかく彼の紫色のパンツが破れないのです。
アベンジャーズ(と言うかマーベル・ユニバースという世界観)で繋がってますし、みんな脳内補完頑張ってるな!と関心しました。