ホアキン・フェニックス主演「JOKER」トレーラー公開


ハングオーバー!シリーズのトッドフィリップス監督、ホアキン・フェニックス主演、ロバート・デ・ニーロ共演の映画「JOKER」の予告が公開されました。

DCコミックスでは恐らく一番の知名度と人気を持つヴィラン「ジョーカー」の誕生を描く作品です。
マン・オブ・スティールを皮切りにした、いわゆるDCEU(DCエクステンディットユニバーズ)とは独立した作品とのことです。
予告編の雰囲気と、一応独立作品ということから「LOGAN」を感じさせます。
DCEUでのジョーカーはスーサイド・スクワッドのジャレッド・レトが演じることになると思います。

「JOKER」主演のホアキン・フェニックスはグラディエーターで主役の宿敵皇帝コモドゥスを演じました。
私はサインのメル・ギブソンの息子役がとても印象に残っています。
過去の夢の挫折を感じさせたり、どこか自分を認めてもらえない悲しさをさり気なく表現できる俳優だと思います。

予告編から想像できる「JOKER」のストーリーとしては、道化を生業としている貧乏暮らしの男(アーサー・フレック)が社会から阻害され、攻撃されその精神を蝕んでいき、ついには狂気のモンスターと化してゆく、といった筋書きです。

ただし、ジョーカーというヴィランの魅力のひとつとして、「その経歴が分からない」※という部分があり、それも映画会社は認めているはずです。
彼は出てくる度に自身の出自がころころ変わり、時にはそれを自分でも信じ込んでしまうことが多いのです。
※姿形に関しては、薬品タンクに落ちて顔が焼け爛れる、という一定のパターンは有ります。

そのまま、「哀れな男が運命に翻弄されて狂気の犯罪者になる」というストーリーからは捻ってくる可能性はあると思います。

例えば、予告編にも映った精神病院アーカム・アサイラム(バットマンシリーズで、ゴッサムシティのヴィランがよく収容されている施設)の精神科医との面談からジョーカーの独白と進み、最後にひっくり返すようなパターンも予想されます。
※カイザー・ソゼが怖くてたまらないケビン・スペイシーや、虎と一緒に小型船に乗って生き延びた人の独白パターンです。

 


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