「ページごとに表示する項目数」を増やし過ぎてブラウザが固まった時は

ワードプレス、投稿一覧画面の表示件数を増やしすぎて管理画面がフリーズしてしまいました。
操作ミスの状況とその簡単な処置を紹介します。恐らく1分もかからずに復旧可能です。

投稿一覧ページの表示オプションで数を増やしすぎて管理画面が止まる

先日、ブログ記事のカテゴリーやタグ付けを一括選択して編集していたのですが、途中で操作の繰り返しに飽きてきました。
WordPressでは一括選択にチェックを入れても、その画面に表示されている分の記事しか選択出来ず、結局次のページに移動して、また全選択にチェック、を繰り返さなければいけません。

例えば、400個の投稿記事の一括編集をする場合、ひとつの画面に10個の記事が表示されている場合、40回も同じ作業を繰り返さなければならないのです。

例えばGmailの場合、表示されていないメールも全て選択できるオプションがあるのですが、WordPressにはありません。

当然、途中でページの移動が面倒になりました。

そこで、上部の[表示オプション]をクリック、[ページごとに表示する項目数]を500に設定しました。これで、１つのページに500個の記事タイトルが表示されるので、一括編集の作業もすぐに終わるはず、と考えました。

しかし、そんな目論見とは裏腹に、管理画面が全く動かなくなってしまったのです。
待ってみても、ログインしなおしても、[投稿一覧]ページだけはフリーズしたままでした。
要は、500個も記事が並んでいるからフリーズしているので、なんとか表示数を減らそうと、ゆーっくりと[ページごとに表示する項目数]をクリックしても、まったく反応しません。

もしかしてSQLで該当のテーブルを探して数字を変えるしか無いのか？面倒だな、と落胆していたのですが、簡単な復帰方法がありました。

いろいろと画面をクリックしていると、幸い、[投稿を検索する]のボタンは生きている事が分かりました。
ここに、何か少ない数しかヒットしない言葉を入れれば良いのです。
当社ブログの場合、昔、犬のシルエットのホームページ素材紹介の記事を書いた事を思い出し、「犬」の単語(念の為、テキストエディタからのコピペ)を入れ検索した所、見事4件のみヒット。

この状態のまま、再び[表示オプション]の[ページごとに表示する項目数]のフィールドをクリックした所、入力出来る状態になっていました！ここはかなり弱気の[6](通常は20)を入力して[適用]をクリック。これで投稿一覧ページは再び問題無く稼働するようになりました。

余談ですが、良くある「WordPress気軽な操作で地獄」に「一般設定でサイトアドレスを変更してみたらログイン出来なくなった」があります。
いろいろ改造していた事を忘れてテーマのアップデート、もありますね。その時に限って子テーマも使わず、Gitにもコミットしておらず、テーマのfunction.phpに管理画面から直接書き込み（後できちんとローカルにも保存しよう、と一応思っている）という暴挙を行なっている事が多いです。

他には、ワードプレス4がリリースされた当初、管理画面から言語が簡単に変更出来るようになり、全く意味も必要もなくプルダウンで言語を変更してみたら何故かサイトが落ち、再インストールが必要な状況になってしまった事もありました。